Current Location: Home » Full Text Search
Your search : [ author:写真·劉明傑 文·蕭琳] Total 8 Search Results,Processed in 0.111 second(s)
-
1. 清·黄楊木彫臥仕女
中国の木彫工芸の歴史は古い。1978年発掘された浙江省の河姆渡遺跡からも、約7000年前の木彫の魚が出土している。各部の釣り合いがよく、生き生きとした造形で、陰刻の大小の渦巻き模様がウロコを表現し、技術の高さを物語っている。明と清両代は社会の富の蓄積が進み、支配階級のぜいたくな生活の需要に応えて、木彫は実用品から次第に鑑賞用として発達した。宮廷には専門の工房が設けられ、各地から名匠を集めて、費用を
Author: 写真·劉明傑 文·蕭琳 Year 1997 Issue 7 PDF HTML
-
2. 清·「穿珠梅花」盆景
盆景芸術は、芸術的に加工し自然の景観を縮小·構成したものである。中国の盆景芸術の歴史は古く、1971年に陝西省乾県の唐代の章懐太子李賢墓の墓道で発見された壁画には、侍女が盆景を持っている図が描かれている。この墓は706年の建造なので少なくとも1200年以上前から盆景があったことがわかる。宋代から明、清代にかけて盆景の専門書も数多く現れ、中では『長物誌』『花鏡』などが知られている。金銀珠玉を寄せ集め
Author: 文·劉静 写真·劉明傑 Year 1996 Issue 10 PDF HTML
-
3. 清·銅鍍金月晷儀
月の光を利用して時刻を計る月時計を、中国では「月晷(き)」「太陰晷」と呼ぶ。清代には月時計は宮廷で多く用いられ、これはその代表的なものである。この月時計は、日時盤、遊表(回転する棒状の指針)、羅針盤、緯度弧、台座などから成っている。日時盤は上下2面がある。下の時刻盤は周囲が12に刻まれ、上の暦盤は周囲が360に刻まれ、「朔」「望」「上弦」「下弦」なども表示されている。日時盤の中央には遊表がつけられ
Author: 文·劉宝建 写真·劉明傑 Year 1997 Issue 6 PDF HTML
-
4. 明·堆朱「群仙祝寿図」円盒
漆の木は中国の中部以南の地方に大量に育っている。漆の樹液を簡単に加工してできる天然漆は中国の特産であり、これを金、銀、紅、緑などの顔料と調合し、色彩豊かな漆料ができあがる。中国の漆器の歴史は古い。文献としては『韓非子·十過』に4000年以上も前の舜、禹の時代に漆を塗った木器を用いた、という記述がある。また考古学的には、さらに古い6000~7000年前の浙江省河姆渡遺跡からも漆の碗が発見され、300
Author: 文·蕭琳 写真·馬暁旋 Year 1996 Issue 12 PDF HTML
-
5. 清·琺瑯彩嬰戯紋双連瓶
高さ21.4センチ 口径最長9、最短5.2センチ 底径最長10、最短6センチ中国で現在最も古い彩色磁器は、南京市から出土した三国時代の壷で、淡黄色の生地に褐色で空飛ぶ仙人と雲が描かれ、これに青黄色の釉が施されている。琺瑯の彩色磁器は、これに比べると歴史がはるかに浅く、清代の康熙期にフランスから製品と技術が伝来し、中国伝統の七宝工芸と融合して、新しい彩磁を生んだ。ガラス質に様々な金属酸化物を加え油で
Author: 文·蕭琳 写真·馬暁旋 Year 1997 Issue 1 PDF HTML
-
6. 明·釉裏紅軍持
中国の著名な彩色磁器「釉裏紅」は、元代半ばに興り、晩期に栄えた。当時の景徳鎮窯の大きな成果のひとつである。釉裏紅の制法は、酸化銅を着色材として素地に直接模様を描き、透明な釉を薄くかけたあと、1200度前後で焼くと、初めて紅色が現れる。紅色は見る人に喜びと安らぎを与え、中国では古くから吉祥富貴の色とされてきた。釉裏紅の色合いの洗練された華麗さは、伝統的な審美観とも合い、広く人々に愛された。元代に大量
Author: 文·蕭琳 写真·馬暁旋 Year 1997 Issue 2 PDF HTML
-
7. 清·黄套緑玻璃蝈蝈鼻烟壺(清代·黄と緑のガラス製キリギリス模様の嗅ぎ煙草入れ)
17世紀初頭、中国とヨーロッパとの間に幅広い貿易および文化の往来が始まった。数多くのものが伝来したが、その中に当時ヨーロッパで高級な嗜好品として流行していた嗅(か)ぎ煙草(鼻烟)がある。嗅ぎ煙草は商人や宣教師たちから皇帝や高官たちへの贈り物として持ち込まれ、清の康熙帝はじめ歴代の皇帝に愛用された。康熙帝は通常の口で吸う煙草は何度も国民に禁じたが、嗅ぎ煙草だけは除外した。上が好むものは下にも及び、こ
Author: 文·蕭琳 写真·馬暁旋 Year 1997 Issue 5 PDF HTML
-
8. 十八世紀·舞踏之神湿婆(シバ)銅像
シバ(湿婆)は創造神ブラフマー、保護神ビシュヌとともに、バラモン教、ヒンズー教の三大神である。シバとは「幸福をもたらす」の意味で、破壊·再生神、苦行神であり、また舞踏の神でもある。バラモン教の『ブラーフマナ』、ヒンズー教の『プラーナ』などの教典には、シバにまつわる神話が多い。それによると、彼は強い魔力を持ち、額にある第三の目の神火は一切を焼き尽くし、かつて魔物の住む三つの城とエロスの神を灰燼に帰し
Author: 文·蕭琳 写真·馬暁旋 Year 1997 Issue 8 PDF HTML